君はどこから入ってきた？ この屋敷は君のような何も知らない少女が、 来るところではない。 来たばかりならまだ帰れるはずだ。 （少女は声を必死に堪えつつも泣いている） 泣くな。 ...1人で帰れない？ 仕方ないな途中まで送ってやろう。 言っておくが、こ…

この街にいる愛するものを守りたい。 いな！！守らなければならない！ ならば今こそ立ち上がれ！！ 俺と同じ想いの者達よ。 武器を手にとれ！！戦うぞ！！

我が民よ。よくぞ集まってくれた。 今この国は帝国から侵略を受けている。 それぞれ、家族や恋人、友人など大切な人がいるだろう。 侵略を許せば、全て略奪される。 民よ？許していいのか？よくはない！！ 立ち上がれ！ 民たちよ！ 我々は大切なものを守るた…

うるさいうるさい！ そんなに言われたら耳にタコが出来るよ！！ この村の結界からは出ないって！ はぁ僕そんなに信用ない？ もう、心外だよ。

はぁはぁ...何も見えない...！ どこにいる！？ ぐはぁっ？！ ..はぁはぁ...このままじゃ勝てない... どうすればいい...どうしたら勝てる...！！

弟子よ、視線を感じるか？ こんなあからさまな気配に気づいてないのか？ まだまだだな。 そこだ！！！ ふぅ。 こやつが最近感じていた視線の主だ。 こんな面（ツラ）してたんだな。 まぁこれくらいの気配は感じられるようにならんとな。

私の力じゃこの人を助けることは出来ない！！ だれか上級回復魔法を使える方はいませんか！！ だれか...！！ やるしかない... ありったけの魔力を注ぎ込む...！ お願い...！！

ここで死んだら意味がない。 どうやってでも生きたいんだろ？ お前にはまだ使っていない力がある。 なぜ使わない？ この力のことは、すでに勘付いてたか。 なら話は早いな！

魔法の使い方なんだけど、貴方には繊細さがない。 まるで獣ね。 大胆さはあるんだけど、それだけ。 爆発魔法だけでいいならそのままでいいわよ。 私の手間も減るし？ どうする？

いくらやっても無駄だぞ。 お前に火属性の魔法は使えない。 ....おい！ 最後まで聞け！ 魔法の適性がないとは言っていない！！！ おそらくだが水属性に適性がある。

ここから見える景色どうだ？ そうだ。見える所は全て王国だ。 笑っている民たちの姿が見えるであろう？ その先にも王国は広がっている。 我が国は、決して侵略を許していいところではない。

私、あなたとここに来てみたかったんですよね。 ふふ、すごい綺麗だと思いません？ 私はね。 あなたに、この世界の事をもっと知って欲しいと思うの。 そして好きになってくれると、私はうれしいな。

寝てはダメだ... ここで寝たら、もう生きて戻れないかもしれない。 あと少しででセーフティゾーンだ！ 耐えろ！ 頼む...！耐えてくれ...！

あなたが落としたのはこの剣ですか？ ...それとも、この剣の形をした鉄塊ですか？ ...よくもこの泉にゴミを落としてくれましたね。 あ”あ”？ この落とし前どうつけてくれるんですか？

ここは...どこだ？ 俺さっきまで寝てたよな？ てか寒っ... お、おーーーい！！ 誰かいないかーー！！ ...どうすればいいんだ。

なぜ邪魔をする！！ 私はあと少しで復活できるのだ！！ それを、それをお前たちはッッ！！ そしてなぜだ！なぜ我が部下たちが来ない！！ ...全員殺したのか？ ....（怒りで震える） ...悪魔はお前たちだ...... 完全復活はもういい。どうにでもなれぇぇぇええ…

ねぇあそこにある木の実！ 食べてみなよ！ んーとね。 とても美味しいよ！ ...あはっ本当に食べちゃったね。 その木の実には...まぁ説明はいっかw

襲撃だ！！ ふっ！！せい、うぉおおりゃぁ！！ セシルお前は応援を呼びに行ってくれ！ それまで俺たちがここを押さえる！ ...よし行ったか。 お前ら応援がくるまで持ちこたえろ！この村は俺たちが守るぞ！！ 蟻一匹に通すなよ！！ なに？ あぁ！倒せるなら倒…

おい...今、西の森から気配を感じなかったか？ あの木の裏だ。 まだお互い射程圏内に入っていないな。 大丈夫だ。この距離なら弓も届きはしない。 ...向こうも気づかれてることに気づいたな。 .... .......退いたか。 すまない応援を呼んできてくれ。 ここか…

防御魔法？魔法耐性？ それは意味ないだろ？ 防御魔法なんざ、圧倒的火力で吹き飛ばすに限る。 熱量、加速度、それをとにかく上げる。 それだけで十分だぞ？ な？シンプルだろ

延々と続く暑さ。 これが私の能力だ。 気温を上げる能力、 たったそれだけの能力だが、 シンプルだからこそ強いだろ？

ふっ相手にするから負けるんだ。 そもそも悟られなければ対応されることもない。 隠密こそ...私が最強だと言われる所以（ゆえん）だ。 お前たちも自身の気配、そして相手の気配、 これを操り、そして察知できるようになれ。

ん？ 今のは攻撃か？ ......。 全然痛くなかったぞ？ もう一度、攻撃してくれ。 詠唱が必要なら待つぞ。 別になめてるつもりはない。 よし、こい！！ ...。 ...あー。 う～ん。 少しは痛かったかもしれないぞ？

遅い！！ 止まって見えるぞ！ 目線で攻撃する場所もバレバレだ。 もっと強くなりたいんなら、視線や指先の動きも観察するんだな。

...さて。 剣を使ったら、大怪我をさせてしまう。 どうやって手加減したものか うーん。 ...よし拳で殴るか。 それなら死にはしないでしょ。 あー退いてくれるんならそれでもいいぞ

静まらんか！！ 『大地の鎖〔アースチェーン〕』 いがみ合ってばかりじゃ連携は生まれはせぬぞ。 ほぉ。 体力が有り余っているのならわしが相手になってやろうではないか！

はぁ喉が渇いた... 魔力もほとんど残ってない... これが最後の水だ 『雫の檻〔ミニウォーターケージ〕』 あーうめぇ！！ ......さていくか。

くっ！？なぜ壊れない...！？ こんな所で足止めを食らっているわけにはいかないんだ...！！ これでダメなら打つ手がないぞ。 雷神の矛よ、切り裂く力を与えたまえ 『雷電の剣〔サンダーソード〕』 どうだ....？！

外装固すぎ...！！ いい加減、止まれよな...！！！ 燃え盛る炎よ、灼熱の炎で切り開け 『火炎の剣〔ファイアソード〕』 やったか...？！

雷に打たれたことはある？ ないよね。そう、普通は死んじゃう。 でもね。私は生き残った。 そして、手に入れたの。 『神経反射 エレクトロリフレクション』 攻撃したが最後、無事では済まないよ。