訓練
防御魔法?魔法耐性? それは意味ないだろ? 防御魔法なんざ、圧倒的火力で吹き飛ばすに限る。 熱量、加速度、それをとにかく上げる。 それだけで十分だぞ? な?シンプルだろ
ふっ相手にするから負けるんだ。 そもそも悟られなければ対応されることもない。 隠密こそ...私が最強だと言われる所以(ゆえん)だ。 お前たちも自身の気配、そして相手の気配、 これを操り、そして察知できるようになれ。
遅い!! 止まって見えるぞ! 目線で攻撃する場所もバレバレだ。 もっと強くなりたいんなら、視線や指先の動きも観察するんだな。
その守りじゃ俺の拳は伏せげねぇぞ。 もっと前面に魔力を押し出せ。 もっとだ! そう。 そして固めろ。 まぁ及第点だ。 だがそれじゃあ足りない。 受けきれないだろうから受け流せ。 いいな?
こんなもんでしたっけ? 先輩もっと強くありませんでした? うーん。 今の先輩じゃ脅威に感じないですね。 これで終わりにしましょう。 今から攻撃するんでちゃんと防御してくださいよ。 せ~んぱい