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声劇台本

【短編台本】『あいつが好きだったもの』1人用台本 男女兼用

koenomikata

『あいつが好きだったもの』

1人用台本 

文字数およそ300文字

 

ゆったりとしたジャスが流れている。

カウンター奥の棚にはいろんな国から取り寄せられたボトルが並んでいる。

 

いつもは満席の店内も、今日の客は僕1人だ。

 

目の前のカウンターには空のグラスがある。

中には琥珀色の液体が入っていた。

 

 

「何か飲まれますか?」とマスターが気を利かせて聞いてくる。

 

マスターは高校の時、部活で知り合った俺の後輩だ。

やんちゃしていた後輩が今では、落ち着いた雰囲気の大人の男性だ。

 

何を飲むか迷ったが、あるメニューが思い浮かんだ。

 

「あいつが好きだったのを飲みたい」

 

マスターは目を一瞬見開いたが、すぐに落ち着いた様子で作り始める。

 

出てきたグラスには先ほどと同じ琥珀色の液体が入っていた。

 

「あいつもこれが好きだったのか」

 

fin

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

色々な設定を考えられるように意識して書いてみました。

 

マスターとあいつと自分の関係。

好きなものを飲みたかった理由。

マスターが同じ琥珀色の液体を用意した理由とは。

 

物語を考えるのは楽しいですね

この台本は練習や配信のセリフ枠での用途でしたらご自由にお使いいただけます。

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