声優の世界では、独特の専門用語が飛び交います。
「この用語ってどういう意味?」と戸惑うこともあると思います。
そこで今回は、声優志望者に向けて知っておくべき用語をわかりやすく解説します。
この用語を押さえて、夢への一歩を踏み出しましょう!
今回は「MCや司会」に関する用語集になります!
【目次】
- 専門用語「MC」
- 専門用語「台本」
- 専門用語「進行表」
- 専門用語「押す(おす)」
- 専門用語「巻く(まく)」
- 専門用語「キュー出し(cue出し)」
- 専門用語「回し(回し役)」
- 専門用語「Vフリ(VTR振り)」
- 専門用語「尺(しゃく)」
- 専門用語「ハケる」
- 専門用語「ト書き」
- 専門用語「NG(エヌジー)」
- 専門用語「S.E. 」
専門用語「MC」
意味・解説:「Master of Ceremonies(マスター・オブ・セレモニーズ)」の略です。日本語にすると「司会者」のことです。イベントやライブ、発表会などで会場の雰囲気を作り、進行をする人のことです
司会をするコツは事前に不明点などを無くしておくことが大切です。
※特に「読みにくい名詞」や「複数読みがある名前」などは要注意です。例:角田さん(すみた、かどた、つのだ etc)
専門用語「台本」
意味・解説:司会(MC)の台本とは、イベントや発表会などの進行をスムーズに進めるために、イベントの進行と司会者が話す内容と順番がまとめた文書です。
台本を用意する際は、イベントを想像して必要な情報を記載していきます。
一度イベントの流れができてしまえば、今後はその台本もテンプレートとして流用できるので第一回の開催時にしっかり作るのが大切です。
専門用語「進行表」
意味・解説:イベントや発表会などの「全体の流れ」を時間ごとにまとめたスケジュール表です。
いつ・誰が・何を・何分くらい行う予定なのかが分かります。この進行表にそって司会はイベントなどを進行していきます。
専門用語「押す(おす)」
意味・解説:進行などが予定よりが遅れていることを示します。
※イベントによっては終わりの時間が決まっている場合があるので注意です。
専門用語「巻く(まく)」
意味・解説:進行などが予定よりが早く進んでいることを示します。
※巻いていると出演者が早めにスタンバイしなければいけない場合がでてきます。司会以外のスタッフが出演者に情報の共有をするなど連絡が必要な場合があります。
専門用語「キュー出し(cue出し)」
意味・解説:出演者やスタッフにと合図(指示)を出すことです。スタッフから出演者に合図を出すこともキュー出しです。
例
・演者に「どうぞ」と言ってステージに出てもらう
・音響さんに音楽のきっかけを合図する
※イベントは複数人で作っているので、キュー出しをすることによって、各メンバーと連携を取っていきます。。
専門用語「回し(回し役)」
意味・解説:会話や進行の流れをスムーズにコントロールする司会の役割を指します
「話題をふる」「脱線した話を戻す」「話の整理」「時間調整」などを行っていきます。
専門用語「Vフリ(VTR振り)」
意味・解説:VTR(ビデオや映像)を流す前に、その内容や流れを紹介して映像を再生するスタッフに合図を出すこと。映像への導入
専門用語「尺(しゃく)」
意味・解説:あるコーナーや全体の「持ち時間」や「時間の長さ」のことです。
例:打ち合わせの段階でVTRの尺を確認しておくことで、映像が終了したらすぐに反応することができます。司会をする際はストップウォッチや時計などを用意しておくと安心です。
専門用語「ハケる」
意味・解説:出演者やスタッフが舞台・ステージ・画面から見えない場所に退場することです
専門用語「ト書き」
意味・解説:セリフ以外の部分で、動作・演出・状況などを説明する文です
専門用語「NG(エヌジー)」
意味・解説:「No Good」の略で、“失敗・使えない・やり直し”という意味があります。
専門用語「S.E. 」
意味・解説:「Sound Effect」音楽ではなく、「効果音」。
台本に使用される「S.E.」が書かれていることがある。
ご覧いただきありがとうございました!
声優を目指すなら、用語を理解することもコミュニケーションがスムーズになるためには必要です!
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