二人用かけあい台本「聖なる夜と幼馴染」
二人用台本
ジャンル:恋愛・Xmas

【目次】
【2人用台本】聖なる夜と幼馴染
雪の降る静かな夜。暖房の効いた、少し生活感のある幼馴染の部屋。
テーブルにはホールケーキ。二人で向かい合っているが、いつもより空気が少しだけ
甘く、沈黙が心地よい。
そら: 「(フォークでケーキを小さく切りながら)……ねぇ、りく。今日のケーキ、す
ごく美味しいね。……でも、なんかいつもよりドキドキして、味がよくわからないや」
りく: 「(少し困ったように笑い)……お前、甘いもの食べすぎなんじゃない
か? ……そんなこと言うから、こっちまで変な感じになるだろ」
そら: 「……えへへ。ねぇ、りく。なんで私たち、こんな聖なる夜に二人っきりなんだ
ろうね」
りく: 「……別にいいだろ。俺は、こうして二人でいられるなら、それで……」
そら: 「……それで?」
りく: 「(少しだけ声のトーンを落として)……なんでもないよ。……あー、もう。お
前がそんな潤んだ瞳で見つめてくるから、調子が狂うんだ」
そら: 「(少し勇気を出して)……ねぇ、りく。もし今日が、ただの『幼馴染』じゃな
くて……特別になりたいって言ったら、どうする?」
りく: 「……っ、……お前、そういうこと……無防備に言うなよ。……俺が我慢できな
くなるの、わかってて言ってる?」
(りくが席を立ち、そらの隣に移動する)
りく: 「……ずっと、この距離でいたいと思ってたのに。……ねぇ、もう付き合っちゃ
うか。……誰かに取られるくらいなら、俺が全部もらうよ」
そら: 「(消え入りそうな声で)……っ、……ずるいよ、りく。……うん、待って
た……ずっと、ずっとその言葉を待ってたの」
【ナレーション】
静かに降る雪が、二人の世界を外界から切り離していく。
聖なる夜、縮まった距離と、重なる鼓動。
幼馴染から恋人へ。二人の物語が、今夜、新しく色づき始めた。
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