突然ですが、「以前は言えていた言葉が言えなくなる」ということを経験したことはありませんか?
例えば、挨拶の言葉や簡単な言葉なのに、なぜか口から出てこない…。
そんなときは驚きますし、焦りますよね。
私も学生の頃アルバイトをした時に、その経験があって、とても困惑し驚き焦りました。
【目次】
- 滑舌の問題だけじゃない、心の影響も
- 突然「ありがとう」が言えなくなった
- とにかく「繰り返しの練習」をした
- 苦手な言葉は「分解して練習」するのが効果的
- たとえば『ありがとう』という言葉なら…
- 少しずつ自信を取り戻すコツ
- 言葉が出ない苦しさを少しでも軽く
- ▼滑舌練習の文章をお探しであれば、こちらをお使いください
滑舌の問題だけじゃない、心の影響も
言葉がうまく出てこない原因として、滑舌の問題はもちろんあります。
でも実は、メンタルや過去の体験の影響が関係していることも多いんです。
ここからは私の実体験をもとにお話しします。
突然「ありがとう」が言えなくなった
私自身、学生時代のアルバイトで「ありがとう」が言えなくなる事件が発生しました。
お客様に「ありがとうございます」と言おうとしたとき、
その「あり」の部分で、なぜか噛んでしまうようになったんです。
きっかけは、あるお客さんの態度がとても乱暴だったことだと思っています。
そのことが引き金になって「ありがとうございます」がうまく言えなくなりました。
「なんで言えないんだろう」と落ち込む日もありました。
ただ日常では言えるのに、アルバイト先に行くと言えないのが不思議で仕方ありませんでした。
とにかく「繰り返しの練習」をした
私がやったのは、とにかく繰り返し練習すること。
「ここまで練習したんだから、もう大丈夫!」と思えるくらい、言葉を何度も口に出しました。
すると、少しずつスムーズに言えるようになりました。
滑舌の問題は体的な所だけでなく、メンタルの影響も関係していることが分かったのが、いい経験ができた点だと思います。
苦手な言葉は「分解して練習」するのが効果的
もしこの記事を見ているあなたも、言葉がうまく出てこないと感じているなら、
ぜひ試してほしいのが、言葉を分解して練習する方法です。
たとえば『ありがとう』という言葉なら…
1. 母音に変換
「あいあおう」と音を単純化して声に出す
2. ラ行に変換
「らりらろる」と、苦手な行だけにフォーカスして発声
3. ガ行に変換
「がぎがごぐ」と、さらに難しい行を確認
こうやって練習してみると、自分がどの行でつまずいているかが分かるようになります。
逆に分解してみることによって、自分が言えている部分も分かるので、それが自信につながります。
少しずつ自信を取り戻すコツ
練習と同時に、心の部分も整えることもおすすめです。
言葉を言う前に、ワンクッションを入れる
例えば「ありがとうございました。」なら「”どうも”ありがとうございました。」のようにワンクッション入れることで言いやすくします。流れの中でなら言えたりするのでおすすめの方法です。
短いフレーズで慣れる
「ありがとう」の前に「ありが」とだけ練習するなど、少しずつハードルを下げる
メモに書く
スマホの普及に伴い、文字を書く事も減ってきていると言われています。
しかし文字を買うというのは、覚えるのに効果的な方法の一つです。
書く事によって、その言葉の細かい要素も含めて覚えることができます。
言えないのなら、書いてみるのも一つに手だと思います。
深呼吸をする
緊張すると声が詰まりやすいので、落ち着いた呼吸で言うようにする。
小さな成功体験を積み重ねることで、言葉に対する苦手意識を少しずつ薄めることができます。
ゆっくり話す
思っているよりもゆっくり話しても違和感はないものです。
それに緊張したりすると、気づかないうちに早くしゃべっていたりします。
これは意識して話すか、録音して自分の話す速さを確かめるかしないと分からないと思います。
そして当たり前かもしれませんが、ゆっくり話す場合
言葉が出ない苦しさを少しでも軽く
言葉がうまく出てこないというのは、本当につらいです。
でも、過去のトラウマや苦手意識を乗り越えることはできます。
今回紹介した「繰り返し練習」「分解練習」「少しずつ自信を取り戻す」方法は、どれも継続は必要ですが、少しずつ効果が現れてきます!
この記事が、同じような悩みを持つ方にとって少しでもヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
▼滑舌練習の文章をお探しであれば、こちらをお使いください
