声が通らない原因は「支え」かも?息が細い解決方法
「息が細いですね。」「声が小さい」「声が支えられていない」
このように言われた経験はありませんか?
しかし、「息が細い」と言われても、具体的に何を直せばいいのか分からない人は多いです。
実は、「息が細い」という指摘は、単純に肺活量が少ないという意味ではありません。多くの場合は、息の支えが弱く、安定した発声ができていない状態を指しています。
この記事では、
息が細いと言われる原因
【目次】
「支え」とは何か
支えを身につけるメリット
今日からできる改善方法
を分かりやすく解説します。
「息が細い」とはどういう状態?
息が細いと言われる人は、息の量が少ないというよりも、息を一定の力で送り続けられていない状態です。
息が安定して声帯に届けば、芯のある聞き取りやすい声になります。
一方で、息が不安定だと、
- 声が細い
- 語尾が弱い
- 声量が安定しない
- 頼りなく聞こえる
といった状態になってしまいます。

「お腹から声が出ていない」という状態と考えて貰えば大丈夫です!
「支え」とは?
支えとは、息を一定の圧力でコントロールしながら声を出す技術です。
「腹筋を使うこと」と説明されることがありますが、実際にはそれだけではありません。
横隔膜や腹筋、脇腹、背中などの筋肉を使いながら、息を最後まで安定して送り続けることが支えですね。
ポイントは、「一気に力いっぱい声を押し出すこと」ではなく、最後まで一定の息を送り続けることができるかが課題です…!
支えがある人・ない人の違い
支えがある人
- 長い文章でも最後まで声が安定する
- 語尾まで聞き取りやすい
- 喉が疲れにくい
- 声量を上げても苦しくならない
- 芯のある声になる

声が安定すると、自身の考えや想いを相手に思うように伝えられるようになります!
怒っていないのに、いつも怒っているように聞こえてしまうのもこれが原因です…!
支えがある人
- 語尾が消える
- 声が震える
- 喉だけで頑張ってしまう
- 息切れしやすい
- 「息が細い」と言われる
支えを身につけるメリット
支えは、声優や歌だけの技術ではありません。
- 日常生活でも多くのメリットがあります。
- 声が通りやすくなる
- 無理に大声を出さなくても、相手に届きやすい声になります。
- 喉が疲れにくくなる
- 喉だけで話さなくなるため、長時間話しても疲れにくくなります。
- 聞き取りやすい話し方になる
- 語尾までしっかり聞こえるため、落ち着いた印象を与えられます。
- 長く話せるようになる
- 息が安定するため、一文を最後まで自然に話せます。
- 自信があるように聞こえる
同じ内容でも、支えのある声は説得力が増します。
声優にとって支えは特に重要
声優は、
- 小さなささやき
- 感情的な叫び
- 長いナレーション
など、さまざまな演技を求められます。
支えが身につくことで、
- 長時間収録でも声が持つ
- マイクに乗りやすい声になる
- 喉を傷めにくくなる
- 表現力が向上する
といったメリットがあります。
息が細い人におすすめの練習方法
① 「スーーー」と長く吐息を吐くロングブレス練習
息を吸い、「スーーー」と20~30秒間、同じ強さで吐き続けます。
最後まで音量や勢いが変わらないよう意識しましょう。
② 「ズーーー」ロングブレス練習
今度は声を乗せて「ズーーー」と発声します。
息と声を同時に安定させる感覚が身につきます。

これは「ズ」だけではなく、「ウの列」ならどれでもいいかなって思っています!
③ ロングトーン
「あーーー」を10秒ほど一定の音量で伸ばします。
声が揺れないよう意識することが大切です。
④ 腹式呼吸
仰向けになり、お腹を膨らませながら呼吸します。
吐く時間を吸う時間より長くすると、支えに必要な息のコントロール力が鍛えられます。
⑤ セリフを語尾まで読む
普段読んでいる台本を、語尾まで同じ声量で読む練習をしましょう。
途中で息が弱くならないことがポイントです。
まとめ
「息が細い」と言われたからといって、肺活量が足りないとは限りません。
多くの場合は、支えが弱く、息を一定に送り続けられていないことが原因です。
支えを身につけることで、
- 声が通る
- 喉が疲れにくい
- 聞き取りやすくなる
- 声に説得力が生まれる
など、多くのメリットがあります。
声優を目指す人はもちろん、人前で話す機会が多い人にも役立つ技術です。
まずは毎日5~10分、「スーーー」の練習やロングトーンから始めてみてください!小さな積み重ねが、安定した芯のある声を手に入れるための秘訣です!











