【プロの声優のニオイ対策】スタジオという個室で働く声優はニオイ対策がとても大事!|声優になるには
声優の主な職場は収録スタジオです。
特に録音する収録ブースは完全な個室で、外に音が漏れないようにつくられた防音室(密室)です。ニオイの逃げ場は正直ありません。
収録する際には、ノイズになるので、換気扇の音も止められる場合も少なくないです。

狭い空間に他のキャストやスタッフが待機するので、ニオイが非常にこもりやすい環境で働くことになります。
【目次】
声優にはニオイ対策が必須なんです…!
長時間の収録や、シリアスなシーンで感情を込める際などは、緊張や集中からいつも以上に汗をかいてしまいます。
当然ですが、ニオイがきつい場合、一緒に仕事をする他のキャストさんに影響が出てしまいます。
さらにはブース外の音響監督、ミキサー陣にまで影響が出る可能性もあります。
ニオイのせいで「一緒に仕事をしていて不快な思いをさせた」という事実は、次のキャスティングに呼ばれなくなるという結果に繋がります…
演技以外のことではあるのですが、これはとても大切なことなんです。
技術や演技力以前の問題として、ニオイ対策は社会人としての必須のマナーとも言えます。
衣服のニオイ対策(洗濯・保管)
スタジオに着ていく服は、事前のニオイ対策が必要です。
特に夏場や汗をかきやすい方は、「着替えを持っておく」ことを強くおすすめします。
衣類に残るニオイの主な原因は、雑菌の繁殖です。
・ニオイ対策の洗剤を使用する
洗濯時に液体洗剤だけでなく、酸素系漂白剤を併用することで、繊維の奥に潜む雑菌や皮脂汚れを分解し、ニオイの原因を断ちます。
・洗濯後はすぐに乾燥させる
生乾きはニオイの最大の原因です。洗濯後はすぐに乾燥機にかけるか、風通しの良い場所で乾かします。 私もその為にアイリスオーヤマさんのサーキュレーターを購入しました。
・消臭スプレーを使う
収録前に着用する服、特にジャケットやアウターには、市販の強力な消臭・除菌スプレーをかけておくと安心です。 ただし、『香りが強いタイプは避ける』『無臭のものを選ぶ』この2点は意識したいですね。
あと、あまり消臭スプレーを過信するのは良くないです。部屋干し臭など、そもそも服が臭かったら消すことができません。
・速乾性の高い、服の着替えを用意する
汗をかきやすい季節は、スタジオに着たらすぐに速乾性の高いインナーに着替えることを習慣にするのもありです。 収録中に汗をかいたとしても、速乾性の高いインナーだと、雑菌の繁殖も防ぐことができます。 収録後に着替えれば、その後も快適に過ごせます!
部屋干ししか選択肢がない時、生乾きのニオイを徹底的に対策する方法
生乾き臭を徹底的に対策するには、これが最善の対策です。
1. 殺菌するため熱湯消毒
熱湯で変色したり変形する服に関して、注意が必要ですが、服のニオイの原因が細菌である以上、殺菌消毒・熱湯消毒は効果的です。
2. 部屋干し用洗剤を使用し、柔軟剤の量を守る
部屋干し専用の洗剤を選ぶのはもちろんですが、柔軟剤も、量が多すぎるとそれは逆に臭いの原因になりかねません。パッケージに書いてある用量用法に従って使用することが大切です!
3. 乾かす前にアイロンで水気を飛ばす
主にシャツに関して、脱水後のまだ湿った状態で、すぐに干さずに、アイロンでシワを伸ばしてから干すようにしています。 この方法はメリットが2つあります。 ・まず一つ目はアイロンの熱で、衣服の湿気をかなり飛ばすことができます! ・二つ目は、干す時にはシワが伸びているので、乾いたら即着ることも可能です!
4. サーキュレーターや扇風機を使って即乾燥
いかに早く乾かすかが、ニオイ対策では重要です。 上記のアイロンで乾燥までかなり時短できました。さらに風の力も使って乾燥させていきましょう!ここまでやれば流石に、部屋干し臭もなくなります。
5. ここまでやってダメなら服や洗濯機を買い替える
ここまでやってダメなら、それは洗い方ではなく、洗濯機や服自体に問題があると言えます。それぞれ買い替えを検討しましょう!
体臭対策はそれぞれの部分を意識する
体臭対策でおすすめなのは、出かける前にお風呂に入ることです。
可能であれば湯船に浸かってお風呂に入ってください。時間が厳しいようであれば、シャワーでも大丈夫です。
その時、洗う場所としては「汗腺が多い」「皮脂腺が多い」「蒸れやすい」部分を意識的にきれいにしていきます!
・脇(ワキガ対策・多汗対策)
脇はアポクリン汗腺が多く、ニオイが最も発生しやすい部位と言われています。洗浄や食生活で改善できればいいのですが厳しい場合は病院に行くのが一番です。
- 朝のケア: お風呂に入ったり、出かける前に、制汗作用と殺菌作用があるデオドラント剤を使用する。
- スタジオ到着後のケア: 汗をかいてしまった場合は、香りのついていない汗拭きシートやデオドラントシートで丁寧に拭き、その後、乾いてから再度デオドラント剤などを塗るのがおすすめです!
・頭(頭皮・髪)
頭皮は特有の「頭皮臭」や「加齢臭」の対策が大事ですね。
- シャンプーの仕方: 理想はシャンプー前に3分間、ぬるま湯で頭皮をしっかりすすぎ、皮脂を浮かせます。シャンプーは爪を立てず、指の腹で頭皮全体をマッサージするように洗うのが一番汚れが落ちると思います。
・背中・下腹部(体の中心部)
意外と見落としがちなのが、背中や下腹部です。特に背中は、皮脂腺が多く、シャワーで洗い残しがあるとニオイの原因になります。
- 入浴時の徹底洗浄: 石鹸をよく泡立て、ボディブラシやタオルで背中全体を丁寧に洗いましょう。下腹部も蒸れやすい部位なので、清潔に保つことが重要です。
・足(靴のニオイ対策とセットで)
足は体の中で汗をかく部位の一つで、ニオイが非常に強力です。
- 靴下: 必ず毎日替えるのはもちろん、抗菌・消臭機能のある靴下を選ぶと効果的です。
- 足の洗浄: 指の間、足の裏など、細部まで石鹸で丁寧に洗い、完全に水分を拭き取ります。
- 靴のニオイ: 収録現場では、外履きとは別に、通気性の良い室内履き(サンダルやスリッパ)を持参すると安心だと思います。靴には消臭スプレーや乾燥剤、重曹パウダーを入れておくなど、日常的なケアが必須です。靴は同じものを毎日履かず、ローテーションさせて乾燥させる時間を作りましょう。また、消臭スプレーも限界があります。定期的に丸洗いできる靴ならしてみるのもおすすめです。※乾燥に時間がかかると逆に雑菌を繁殖させる可能性もあります。早く乾かすために脱水や乾燥、天気などを見極めて洗うのがおすすめです。
・香水対策
原則として、収録スタジオに香水は不要です。他者にとっては、どんなに高級な香水でもつけすぎると刺激臭となり不快です。
もし香りをつける場合でも、自分だけがほのかに感じる程度の「無臭に近いレベル」に抑えるのがいいと思います。香水の怖いところは、鼻が慣れていくので、自身が香水をつけすぎている時の判断ができなくなる点です。
口臭対策
ブース内でマイクと至近距離で話す声優にとって、口臭対策は一番気を付けたい点ですね!
・直前・日頃の食事を気をつける
収録前はニンニクやニラなど刺激の強い食材の摂取を控える。また、日頃食べているもので体が作られています。野菜多めの食事を心がけることによって、日ごろの体臭も対策できます。
・収録前のケア
歯磨きはもちろん、舌の汚れを忘れずに行う。舌ブラシなども使って、口の中をきれいにすることで口臭の主要な原因を抑えられます。 マイクワークをする際に顔が近くになることもあります。だからこそ歯磨きは必須ですね。
・【声優のメリット】直前の歯磨きは滑舌の対策にもなる
歯磨きをすると口の中が刺激され、余計な粘つきも取れるため、滑舌も良くなるのでおすすめです。
・ブレスケアアイテムを持っておく
無香料またはミント系のブレスケアアイテムを用意することもおすすめです。1つ持っておくだけで、気になるかも?と心配になったときに使うことができます。
自分が演技するときに「ニオイ大丈夫かな…?」と余計なことを考えなくてよくなります。こんな雑念も、演技するときの雑念になってくるので、対処できるものは対処していきましょう!
最高のパフォーマンスを発揮するため
プロの声優として、最高のパフォーマンスを発揮するためにも、ニオイ対策は「エチケットやマナー」ではなく「しなければいけないこと」として捉え、万全の体制でスタジオに臨んでください!
ニオイがあると他者も気になるのですが、自身も申し訳なくなり気が散って演技に集中できなくなります。しっかり対策をして演技に集中したいですね!










