ブラックバイトに搾取される事が許せない。
何か力になればと思いこの記事を書きます。
声優を目指す方の多くは東京で活動するときに、アルバイトをしています。
今回はアルバイトの最低賃金について厚生労働省のホームページなどを参考にして書いていこうと思います。
都道府県ごとに賃金の最低金額が決められています。
それより低い額で働かせる事は認められておりません。会社は最低賃金以上の賃金を支払わなければいけないことが決められております。
東京の最低賃金は1130円
2024年4月20日現在
詳細もしくは最新情報は厚生労働省の下記URLを参照ください
全国では最低820円となっている為、この金額以下で働く契約を結ばされたとしても法律により無効になります。
最低賃金以下で働かされた場合、最低賃金との差額を請求することができます。
その場合は労働基準監督署に連絡しましょう。
そして労働基準監督署の方に現在の労働環境と差額を請求したい旨を伝えてください。
不当な扱いを受けたなら、行政の力を借りて徹底的にやりましょう。
厚生労働省がまとめている全国の労働基準監督署のページはこちらです。
都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)
今の勤務状況から時給を把握しよう。
確認方法は5つあります。
最低賃金額以上かどうかを確認する方法｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)
(1) 時間給制の場合
時間給≧最低賃金額(時間額)
時給金額のまんまなので分かりやすいです。
(2) 日給制の場合
日給÷1日の所定労働時間≧最低賃金額(時間額)
ただし、日額が定められている特定(産業別)最低賃金が適用される場合には、
日給≧最低賃金額(日額)になります。
(3) 月給制の場合
月給÷1箇月平均所定労働時間≧最低賃金額(時間額)
(4) 出来高払制その他の請負制によって定められた賃金の場合
出来高払制その他の請負制によって計算された賃金の総額を、当該賃金計算期間に出来高払制その他の請負制によって労働した総労働時間数で除して時間当たりの金額に換算し、最低賃金額(時間額)と比較します。
(5) 上記(1)、(2)、(3)、(4)の組み合わせの場合
例えば、基本給が日給制で、各手当（職務手当など）が月給制などの場合は、それぞれ上記（2）、（3）の式により時間額に換算し、それを合計したものと最低賃金額（時間額）を比較します。
ボーナスが最低賃金の計算に入ってくるのでしょうか？
これについては、東京労務管理総合研究所さんの方で記載がありました。
ボーナスは最低賃金の計算に原則含めません。
ボーナス込みで最低賃金クリアー？ (syaroshi.jp)
生きていく上では基本的に働くことが必須になってきます。
法律や規則をしっかり理解して、ブラックバイトに出会った際も泣き寝入りせずに戦っていきたいですね。そして今後だれかが同じように被害に遭わないようにできたらと考えています。
